悪かったのか、そんなことはどうでもいいと思った。

とにかく、今のこのつらい状況から逃げたい、とさえ思った。

本気でやめたいと思った。

今日は鍼だったから、早くあがる予定だったのだけど
あいかわらず私の仕事は次から次、山ほど、で。

もう、どうしようもなかった。

事務所で、悔しくて、悲しくて、つらくて、涙があふれた。

目を真っ赤にしていたところへ、タイミング悪くY氏が来た。
もう、隣の部署はみんな帰っていたし、誰も来ないはずだったのに。

今まで我慢していたことをぽつりぽつりと話す。

でも、途中で、店の閉店時間になり、Y氏は戻っていった。

私も、時間に追われる仕事を抱えていた。
こんなときでも、投げ出すわけには、いかないのだ、やっぱり。

バリバリと結局こなし、新宿の喫茶店でY氏と待ち合わせ、
そこでもいろいろ話し、ウチでもいろいろ話し。

23時半過ぎというタイムリミットギリギリまで話をしていた。

今の仕事、事務処理から売店の経営、売店で売っている食べ物を作ること。

料理は不得意じゃない。どちらかと言えば、できる。
でも、それは好きじゃないこと。

爪を伸ばし、きれいにマニキュアを塗り、メイクもきちんとして
スカートで会社に行き、デスクワークをする、これが私の希望。

でも、今はそんなこと出来ないどころか、出勤はジーンズだったり
Tシャツだったり。
爪は短く、髪はまとめ。
手荒れもしてる。

いろんなことを我慢しているのを知っている彼。

本当にやりたいことまで手が回らない。

『それでもね、私はあなたの側にいたいからって頑張ってきました。でも、今はその気持ちではどうにもなりません』

言ってしまった。

彼は、それでも
『そういう風に思って、頑張ってくれてありがとう』と言った。


もちろん、今のままでは何の解決策もないのだ。

自分が仕事をやっつけていくしかない。

新しいスタートを切りたいよ、私だって。

ごめんね、でも、もう限界だった。

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