平気。

最近少し雲が晴れたのだ。

何かがあったわけじゃない。

体調だっていいとは言えない。
新宿の地下道は苦手なままだ。

だけど、大丈夫なんだって思えている。

明日だって来週だって。

次の土曜は彼の44歳の誕生日で
でも会えない土曜で
それでも寂しいとかそんなこともなくて
明日はひとりでプレゼントを買いに行こうとか
そういうけっこう前向きなことを考えているのです。

つらいときのほうが言葉がスルスルと出るのは
ここで全部吐き出してしまうからで
今のアタシには吐き出すほど抱えているものは
何もなくて。

幸せっていうほどハッピーな状況じゃなくても
この平穏だという空気が、今のアタシには合っている。
これがベストだとは思わないけれど
どうにかしたいともがいてもいない。


見守ってくださいとは言いません。

どうしているかな、元気かな。

それぐらいの気持ちでスルーしてください。



そういうのが、合っています、アタシには。



いろんなことにココロを動かされたくない。

もう、流されない。


ゆっくりと、確実に。

それは。


かっこいいものじゃないけど、

大丈夫、というより、平気、という言葉が合っている。

うん、アタシ平気です。